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パラドックスといってもここにあるやつは本物ではない。ちょっとした「タネ」に気がつけば,な〜んだ,というような,他愛のない手品みたいなものです。ただ,そのタネを見つけるまでは結構楽しんでもらえるのでは? 以下にあるのは,いずれもナカムラが過去に思いついて,まじめに悩んだもの。(もちろん,だからとい言ってナカムラのオリジナルという意味ではない。ナカムラ以外にも同じことを思いついた人も多くいるはずだ。)したがって,多分,正しいであろうと思う解決も用意してあるが,ここに書いたら面白くないので,みなさん考えてみてください。解答が欲しい場合はメールをいただければ,お送りします。また,これ以外にあんまり有名ではないが面白いパラドックスをご存じの方はお教えいただければ幸いです。今のところ,メニューは以下の三つ:
日付変更線:一般向
となってます。プラズマ物理関係のがあといくつかあるのですが,まだ準備中。 日付変更線
これって,結構海外旅行していても知らない人がいるのですよね。で,知らないと結構悩む。ナカムラも少年の頃(そのころは海外旅行経験はないが),2週間くらい悩みました。 ランダムな点分布
1)まず,0から1までの乱数をN/2個つくり,これでyが正の領域をう
める。つぎに-1から0までの乱数をN/2個つくり,これでyが負の領域を うめる。
Nが十分に大きいとき,上の二つの方法は統計的に同じだろうか? 答え=違う。 ある点に注目し,それにもっとも近い点までのx座標の差の絶対値をδx, 同様にy座標の差の絶対値をδyとする。そしてすべての点についての, これらの値の平均を<δx>, <δy>とする。方法(1)では対称性より明 らかに<δx> = <δy>である。方法(2)では2倍にひろげる前に <δx> = <δy>だったのだから,ひろげたあとは2<δx> = <δy>と なり,方法(1)とはちがう結果になる。 答え=同じ。 方法(2)は実は-1から1までの乱数でy座標を設定したのと同等である。 Nが十分大きいとき,これらの乱数のうち-1から0までの値になるのはN/2個, 0から1もN/2個なので,実は(1)と同じ操作をしていることになる。 これは他にみたことないので,ひょっとしたらナカムラのオリジナルかも。でも,ひょっとしたらモンテカルロシミュレーションなんかをやっているひとの間では常識なのかも・・・。 電磁気学
実はこのパラドックスはいろいろなバージョンがあって,結構知られているのかも知れない。ナカムラは学部学生のとき,電磁気学の演習でこれに気がついてかなり悩みました。他にも同じ経験があるひとは多いはず。 |
2001/01/10