堕ちた天使は歌わない 4

ちょっと短いですが,とりあえず書いておきます,というページです。 タイトルが意味なしなのはあいかわらず。


2003年10月13日
  • このニュースについて。いつも思うのだが,植村直己をはじめとするこの手の人を「冒険家」と呼ぶのには強い抵抗を感じる。たとえは悪いが,理科の入試問題をつくる人を,いかにクリエイティブで高級な問題をつくったとしても,「科学者」と呼ばないようなものだ。こういうのは「冒険」ではなくて「きわめてチャレンジングで困難な観光旅行」だと思うのだけど。

  • こういうことを書くと亡くなった方に失礼じゃないか,とも思うが,逆に亡くなったという事実によって直截な意見を書かない方が失礼なような気もするので,書いておくことにしました。河野兵市という方とは面識はないが,ご冥福をお祈りします。
  • しかし,上に書いたようなことを言い出すと「じゃ,おまえらは本当に科学者なのか?」と訊かれたりして,ちょっと困るかな・・・。「きわめてチャレンジングで困難な知的遊戯」? (それほどチャレンジングじゃないことしてるやつも多いしなあ・・・)

  • これは便利。「公開用ではない」と書いてあるが,無断使用。 RENAntennaと併用すればいいのかな。

  • 先日,宇宙航空研究開発機構について書いたが,その関連でこれはウケた。とくに「宇宙研の面々、意味不明な書類の山に埋もれて憤死」と「JAXA、発足早々立花隆に語らせたことを後悔しはじめる」がナイス。


2003年10月9日
  • “45μmあんてな”が閉鎖されてしまったので,しばらく読んでいなかったサイトをニヤニヤしながら読んでいたら,いきなり行動を読まれている。なんか敗北感・・・。

  • ナカムラも“踊る大走査線”での小泉今日子には(にも)不満があるが,それは,いかにもアブナイ線的役割語満載型ステレオタイプ式演出がクサいところだ。監督さんもプロならもうちょっと考えようね,と思うが,確信犯なのかなあ。ナカムラは“夜のヒットスタジオ”の頃はテレビを持っていなかったので,小泉今日子にとくに入れ込むものはないけど。

  • で,そこでの話題の“Dumbly Qualified Negligence”であるが,ナカムラが思いつくのは「夏の日本でスーツ+ネクタイを正装とする習慣」である。ハワイのように,アロハみたいなのを正装にすれば日本の夏の間の労働生産性はあがり,電気消費量は節約になるはずなのに。(“Negligence”とはちょっとちがうかな。)でも,昔“省エネルック”とかで思いっきりはずしていた政治家がいたりするのを見ると,なかなか実現は難しいだろうなあ。

  • いささか旧聞になるが,宇宙開発事業団+宇宙科学研究所+宇宙航空研究所が合流して,宇宙航空研究開発機構になった。無意味に名前の長いのは,きっと3機関の守旧派が,「うちの名前も残してもらわねば」,「いや,それならばうちの名前も一部どこかに」などと,クレージーボールドヘッドな主張をしたからじゃなかろか? まるでどっかの学会そっくり。いっそのこと「あおぞら研究所」とか「とまと研究所」とかにしたらよかったのに。

  • しかし,ウェブサイトのフロントページにある立花隆氏のインタビューは評価できる。いや,立ち話が,じゃなくて立花氏がいいことを言っているというわけじゃなくて,「この組織、組織としてうまく機能するんだろうか?」というような意見を,ちゃんと目立つところに載せているというところをナカムラは評価するわけだ。

  • その立花氏のインタビューにもあり,いくつかのサイトでも話題になっていた日本の有人飛行計画であるが,ナカムラもこれに対してはネガティブな考えだ。理由はいろいろなところで書かれているのと似たりよったりだが,それに加えて,いまのシステムでは本当に優秀な科学者・技術者だけからなる集団を作ることができないのでは,という懸念がある。ナカムラの知っている宇宙研のプロジェクトのメンバーには,ほんとうに神業的な能力をもった人もいたが,プロジェクトに参加する度に失敗して,まともな成果を一回もだしたことのないような者もいた。で,次回のプロジェクトで「あんたは無能だからもう来ないで」と言えばいいのに,仲良しグループの間ではそれがなかなかできないらしく,「彼もがんばってるんだから」みたいな変な理由でなかなか排除されない。無人ミッシションとは桁違いの確実性がもとめられる有人計画は,このような体制ではなかなか難しいと思う。


2003年9月12日
  • またまたコメントをいただきました。こんどは「ハリケーン」という方から。

    落ちた天使は歌わない4で、
    ナカムラは「ホイットストーンブリッジ」のことを今まで「ホイトーンストーンブリッジ」と思っていた。
    とかかれていましたが、記憶ではホイートストーンと発音していたような。物理学は専門ではないので、確かな発音法は知りませんが・・・Wheatstoneさんが考えたそうですが、綴りも信憑性はありません。欺瞞情報かもしれませんので、そこんとこは、まぁ適当に。
    げげっ。これぞチマタでいうところの恥のうわぬりか。でも困ったときの googleだのみで「ホイットストーン」で検索してみると,おお,ちゃんと38件ヒットするではないか。しかし「ホイートストーン」だと451件もでてくる。しかもハリケーン氏のいうスペルを信じて「ホイートストーン Wheatstone」で検索しても30件。これでは「日本ではメッシーニのことをメセニーと発音するんだよ」式の言い逃れもできない。すみませんでした。正しくは「ホイトーンストーン」でした。じゃなくて「ホイートストーン」でした。とにかく,ハリケーン氏は後教示ありがとうございました。(ちなみに「ホイトーンストーン」では一件もヒットなし。)

  • 実は上で「38件ヒットする」というのはちょっとイツワリアリで,その中にはナカムラのページも入っているのである。だから正確には37件。もうしばらくするとこのページが入るので39件になるはずである,といので「ホイットストーソ」と書いて,「伊丹セソター」作戦 (これ,3回読んでやっと気が付いたぞ) をカマしたい欲求を踏みとどまった勇気を褒めて欲しい。(ちょっと日本語おかしい?)


2003年9月08日
  • ちょっと前まで,ここのインデックスページの「ちょっと古い文章」と「もっと古い文章」のリンクが切れていました。index1.htmlとindex2.htmlというファイル名にしてあったのですが,別件でファイルを整理しているときに「これは,index.htmlを書き換えたときに,古いバージョンにこういう名前をつけて保存してあったのに違いない,もういらんから消してしまえ」と何にも考えずに消してしまったからです。よくある事故です。(え,そんなマヌケな事故はなかなかないって?)いまは新しいファイルを作ってあります。

  • ここに以下のようなコメントをいただきました。

    以前ブックマークに入れてた「極端大仏率」、そう毎日読むわけじゃ無いのでその都度検索すればいいや、ということにしました。検索するともちろんこのページがトップに出てきますが、ほかにリンクしてるお方が結構たくさんいるんですね。そしてリンクの分類としては「その他」「雑」の項に侍魂とか鳥頭の城と並んでたりするんですね。「しょうもないジョーク」検索でちょっと思い出しました。
    実は「中村匡」で検索する(通は「ぐぐる」というそうですね)というのはやってみたことがあるのですが,「極端大仏率」というのは初めてやってみた。なんと,結構ヒットしますね。よのなか,ひまじんがおおいんだなあ。いつもご愛読ありがとうございます! 侍魂はともかく,サイバラ氏と同じ場所にならんでいるとは光栄。じつはちょっとファンなのです。ひさびさにサイバラサイトに行って,ついでにサイバラ漫画に「みつえちゃん」で登場する青木みつえ氏のページも見てしまった。写真を見ると,サイバラ漫画とは,かなりイメージちがうなあ。それにしても,恨ミシュランでこわされてしまった「アオちゃん」はいまごろどうしているのだろう・・・。

  • それから,同じ場所に,ちょっと前に福井県立大学の卒業生から「ただす先生こんにちは。覚えてますか?」というお便りもいただきました。もちろんよく憶えてますが,返信のアドレスわかりません。これ読んでたらアドレス教えて。

  • 最近ひとつ賢くなったこと: ナカムラは「ホイットストーンブリッジ」のことを今まで「ホイトーンストーンブリッジ」と思っていた。(しかし「ホイットストーンブリッジ」がどんなものだったかは全く憶えてない・・・。Life is a bitch, sometimes...)


2003年8月21日
  • このページについて,ちょっといぢわるなコメント
    芳沢 牛乳パックの話も面白いでしょう?牛乳パックの体積は955.5立方センチメートルしかないのに、なぜ1,000ミリリットルの牛乳が入るのか…。これは、牛乳が入ることによって直方体の側面が膨らむからなのですが、そこまでを計算に入れて牛乳パックが作られている、というのがこの話のポイントです。
    全然面白くないんですけど・・・。(他の文章も,いろんなところで何十回も読んだような話ばっかりだし。)
  • [前回からのつづき] ナカムラはUSBマウスを使っているので,swsuspendでUSBが帰ってこないとちょっと困ります。「L****-*」は・・・。ああっ,ここまで書くとわかっちゃう(って,わかる人にははじめからわかってたんだろうが)。
  • 最近,使い始めたのですが TeXmacsって便利ですね。(数式入り英文文章作成道具です。)

2003年8月15日
  • すっかり更新がご無沙汰しておりました。もうこのまま終わっちゃうんじゃないかと思われたかたも多いでしょうが,ナカムラもその一人です。
  • このページ面白いですね。ナカムラは数学は素人だが,「数学のテキストは,コメントのないプログラムのようなもので,大抵はスパゲティだし,バグも必ずある.以上を覚悟した上で,最初はインタープリタのように,二度目はコンパイラのように読むべし」とか「数学の場合特に,読むという行為は自分で書き直すという行為にかぎりなく近い」というのは物理にもあてはまってなかなかナイス。ただ,怠け者のナカムラは,学生時代から「いかにして自分で書き直さずに理解するか」というスキルを磨いてきたような気がする。まあ,これもひとつのスタイルじゃないかと思うが。
  • おなじサイトの別のページ。コホモロジーは,位相空間に次数つき加群を対応させるあるファンクターである・・・うう,全然わからん。
  • そのサイトからリンクがあったS.P.C.M。なんとなく雰囲気はわかったような。われわれのような数学を道具として使っている者は,実は農耕馬を虐待する農夫のように数学を虐待しているのだろうか。でも,使っている馬を家族のように愛している農夫もいるだろうな。
  • ここの03年8月10日あたりですが,ナカムラも2月ほど前にMURAMASAで同じような努力をしていた憶えが・・・。(もちろん,自分でプログラム書くなんて高級なことはしなかったが。)swsuspendから戻ってくるとUSB関係が使えなくなったりしません?
  • というのが書きたかったのじゃなくて,8月5日の似田貝先生にはナカムラも社会学の授業を教わりました,っていうのでもなくて,8月6日の「あるプロジェクトがあまり意味のないものになった時」の話題。これは全くその通りだと思います。自分の実家の田畑を売って趣味でやってるプロジェクトならいいが,税金を使っているのなら,費用対効果を考えてあきらかにマイナスになったら即刻中止すべき。技術の習得とかいろいろ理屈はつけられるが,かかるコスト(金銭的なものだけとは限らない)に見合うものがでてくるかどうかが問題でしょう。と,考えるともう一つ階層をあげて「ある学問分野があまり意味のないものになった時」というのにも,これは結構あてはまらんかなあ。ところで,この「あるプロジェクト」って“L"で始まるやつだろうか?(ああっ。これ以上は危ない!!)

2003年6月30日
  • 文章が増えてきたので1年半ほど前からやらなくちゃと思っていたページの改装をしました(*)。インデックスだけいじってあるので,実際の文章のURLは変わっていません。リンクしていただいている場所は変更の必要はないと思います。今後とも,ナカムラがこのサーバーを使っている限り,できるだけURLは変更しないつもりです。しかし,こうやってみると結構な量の文章になりますね。
  • かなり前に統計力学ネタでなぞなぞ的なものを書きましたが(**),これに関連したメモを書いてみました。というのは,実はこれに関連した話題で,仕事のタネになるかもしれないものを思いついたので。専門家のみなさん,間違っていたらナカムラが恥をかく前に教えてください。
  • 友人から,こんなメールが来ました。
    今、さっき、google で「しょうもないジョーク」と入れて検索してみたら、中村さんのホームページがトップに出てきたので、驚きました。
    つまり「しょうもないジョーク」においては世界で一番権威であられる中村さんに直接質問できるという恩恵を逃す手はないと思ってメールを書いてしまいました。
    半信半疑,というより一割信,九割疑で実際にやってみると,なんと事実(6月30日現在)。
  • それから,これは今日読んだ本に書いてあったんだけど,マックス・ボルンってオリビア・ニュートンジョンのおじいさんなんですってね。

* 残念ながらタイトルは「真性土鍋効果」にはしませんでした。
** 探すのに苦労したぞ

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