堕ちた天使は歌わない

最近,更新が遅れているうちに「書かなくちゃ」と思っていたネタの鮮度が落ちてしまうので,ちょっと短いやつですが,とりあえず書いておきます。ちなみにタイトルは意味なし。


9月26日
  • 9月14日にリンクした本物のプログラマの日本語訳だが,たしかにあまり良いとは言えないかも。でも,はじめに見つけたこっちよりはマシと思います。たとえばOperating Systemsのところで“what the PRINT command is called this week”を「今週PRINTコマンドが何に呼び 出されたのか」とか訳しているのはやっぱねえ・・・(*)。ナカムラの記憶が正しければ,この文が初めて日本に紹介されたのは,今はなきbit誌上だったと思うのだが,そのときの訳文は結構こなれてて良かった記憶がある。
  • などと考えているとここに怒ってらっしゃる方が。たしかに英文を読んで意味が理解できるというのと,翻訳ができるというのは天と地ほど,とはいわないまでもプロとアマほどの違いはあるのであろう。それがわからんのは,音楽理論をひととおり知っていれば作曲ができると勘違いしているやつみたい --- という例の方がわかりづらいか。ところで,この怒りのインタビューですが,素直にうなずけない点もあるものの,こういうおっさんって爽快ですね。最近,ナカムラは大学教員という人種のプロ意識の低さに愛想をつかしているのだが,こういうのを読むと本物のプロという感じがする。
  • という翻訳関係の話題でナカムラが日頃思っているのは,映画の字幕ってもっとましにならんのかいな,ということです。未だに戸田奈津子(だっけ)とかいう勘違いオバサンがまかり通っているというのは問題。何十億もかけた映画を日本に輸入して,やっぱり何十億もかせぐのなら,もっと金をかけてちゃんと訳をつけるべし。
  • 話はかわるが,ここ数日のCNN.co.jpは秀逸ですね。「トロントの全裸男性がヌードを楽しむ会(Totally Naked Toronto Men Enjoying Nudity, Inc.)」とかいう団体が存在すること自体,大ウケなのに(**)「彼らは逮捕された際、非常に取り乱していたが、起訴取り消しの連絡を受け、ほっと胸をなで下ろしている」というところがいとおかし。取り乱すのならはじめからやらなければよいのに。
  • 「Don Cheng Caiが教えてくれた“野茂が渡米した本当の理由”」と言うのが知りたい・・・。

* しかし“called”を思わず「呼び出された」と訳してしまうところは真のプログラマかも。
** 最後に“Inc.”がついているのが,芸が(?)細かくてよい。


9月14日
  • 昨日と連続だけれど,ナカムラが“エンゼル・ワシントン”だと思っていた俳優は,実は“デンゼル・ワシントン”であることが今日判明。昔,力士の“水戸泉”のことを“いといずみ”と聞き間違えて,“It is me”というしょうもないシャレをカマした苦い経験を思い出す(*)。でも,googleで“エンゼルワシントン”を検索してみると,これがやっぱりいるんだなあ。
  • また反応してしまうが(2002年9月14日),ナカムラが10年くらい前に,あるプラズマ物理のシミュレーションの大家(名前をきけば業界人ならだれでも知っている)からもらったプログラムは,フォートランで3000行程度,そのうち2900行以上がメインルーチンであった。しかも文字が書いてあるコメント行はたった3行で,そのうちの1行はメインルーチンのcommon文の上に
    C COMMON STATEMENTS
    
    と書いてあるものだった。本物のプログラマだと思った。

間違いを指摘されても,“meet with me”とか言って,さらに泥沼にはまっていったような記憶も・・・。


9月13日
  • ここの2002/09/03の最後の項目。御意。
  • これは絶対にネーミングを先に思いついて,そのままノリで製品までつくっちゃったに違いない。こんなもん,だれが買うんや!? 関係ないけど,その昔,「sed, awkして船,山に登る」という格言がありましたね。
  • ああっ。ここで「ちょっと不安なのは,実はいまでも勘違いしていることってあるんじゃないかな,ということ。」と書いたが,やっぱりあったっ。ナカムラはつい最近まで30年近く,かの有名なギリシャの数学者“ユークリッド”を“ユーグリッド”だと思っておりました。森先生(*)ごめんなさい。顔汗・・・。英語ではちゃんと“Euclid”って書いていたのに・・・。で,ふと思ってgoogleで“ユーグリッド”を検索してみたら同志(?)のページが229件もあったのには驚き。

    * ナカムラの中学の頃の数学の先生です。


8月13日
 ということで,いま,インターネットでもっともホットな話題といえば,悪魔の発明といわれる「両側コンセント」である(*)。ナカムラがここの図と「任意の正の整数個」という言葉をミックスして思い出すのは,以前,ロッククライミングで「任意の正の整数nについて,通常のルートであれば,n本のザイルを使ってn+1人がクライミング可能である」という定理(?)を信じて実際に岩場でやってみた経験である。各人の登る速さはまちまちだし,ザイルはもつれてぐじゃぐじゃになるし,えらいめにあった。やはり理論は弱し。
 それから,「両側コンセント」の項の後の方に『これを使って・・・「根性試しゲーム」とかができますね。』というコメントがあるが,これについても思い出すことがある。ナカムラの少年時代,学校からの帰り道に駄菓子屋があって,その前に10円のコインでできるゲーム機があった --- 10円というところが時代を感じますね。ま,それはともかく,そのころはスペースインベーダー以前のゲーム機先史時代なので,たぶん,パチンコのようなメカニカルなゲームだったのだろうが,ゲームの内容については記憶がない,ということは至極つまらないゲームだったはずだ。しかし,このゲーム機には,数十年たった今でも語り継がれる(**)名機たる特徴があったのである。つまり,こいつはどこかで漏電しているらしく,10円コインを入れるときにしゃれにならないほどの電撃が走るのである。そこでわれわれワルガキの間では,その電撃に耐えて10円を投入できるかどうかという根性試しゲームとして高く評価され,挑戦した勇者たちの記憶に末永くのこることになったのであった。「両側コンセント」が発明される数十年前に,偶然から生まれたとはいえ,すでに同趣向のゲームがあったことは記憶にとどめておくべき事実である。

* 当然のことながらナカムラはここ(2002/8/12)を読むまで,『市販の延長コードを任意の正の整数個つなげるのに、「両側コンセント」は必要ないのでは? 』というのに気がついていなかった。ナカムラも中学のころに真空管ラジオつくったことあるんだけどな・・・。超再生検波とか12BE6とか知ってるぞ。
** って,ナカムラが飲んだときなんかに,ネタとしてしゃべっているだけなんだが。


7月25日
 CNN(*)がよろしい。いや,実際には近年,経営陣が変わって湾岸戦争の頃のジャーナリスト魂は失われ,日本の大手メディアなみに政府発表をたれながすだけだという批判もあるが,そしてそれは多分正しいのだろうが,もっと低レベルの話題で,CNNの日本語版サイトが面白いのだ。すでにご存じの方も多いと思うが,たとえば昨日(2002年7月24日)の「振られた腹いせに鳥350羽」とかがある“こぼれ話”のコーナーなどは,スラッシュドットに負けずとも劣らぬ“アレゲ(**)”な話題が毎日満載である。是非,今日もチェックしてみられることをおすすめします。
 そしてこのサイトの面白いのは“ワールド”とか“サイエンス”とかいうマジメっぽいジャンルにも結構アレゲなアイテムがならんでいることだ。今日は“ワールド”のコーナーにスターリン題材の小説でわいせつ論争なんてのが載っていたりするが,最近笑ったのは1週間ほど前の“サイエンス”にあったこの記事。じぇんじぇんサイエンスちゃうやんけ。とくに“観察に訪れた人たちは「こんな悪臭はかいだことがない」と仰天している。”というくだりがなんとも言えず味わい深くて好きです。

* ところでCNNのサイトの過去の記事ってどのくらいの間アクセス可能なんだろう? いま(というのはこれを読んでいるあなたの“いま”です),このページからリンクしてある記事が読めなかったら,昔はそこにめちゃめちゃ面白い記事があって,もう二度とそれは読めないと考えて,思いっきりくやしがってください。
** ATOKでは“あれげ”が一発でカタカナに変換されますね・・・。

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