Jan 16, 2005

祭のあと

  松浦晋也氏といえばご存知の方も多いと思う。( 「国産ロケットはなぜ堕ちるのか」という本は,ナカムラがやってる授業でも紹介させていただいたが,日本の宇宙開発関係に興味のある方は是非一読をお勧めする。) その松浦氏のサイトに「ネットの「マツリ」を目撃する」という記事があって,ある「祭」を紹介している。内容は読んでいただくとわかるのだが,ひとことで言うと,自分のblogサイトで不用意な発言をした匿名ジャーナリストがネット的袋だたきにあって,サイトを閉じてしまった,という事件である。
  ナカムラがこの記事を見たときにはもうあとの祭ならぬ祭のあとで,当該サイトは閉鎖されていて,関連情報も読めないものが多かったが,松浦氏の記事からのリンクをたどっていくつかのサイトを眺めていると,だいたいの経緯はわかった。たしかに,このジャーナリスト氏は考えが浅いと言わざるを得ず,弁解の余地はない。しかし深く考えもしないで書いた一言でここまで叩かれるのは,自業自得とはいえ,哀れなことである。ネット上で個人が特定され,実名まで明らかにされているようで,彼の職種を考えると仕事に負の影響がでるのは避けられないだろう。人生かわっちゃうだろうなあ。だからと言って弁護する気にはならんが。

  で,思うのだが,松浦氏も書いているように「明日は我が身」かもしれない。ナカムラの場合,松浦氏やこのジャーナリスト氏のようにメディアで飯を食っているわけではないので少しは気楽なわけだが,それでもネット上でそれなりに生意気な意見なども書いていると,いつの日かいわゆる「バッシング」を受けるかもしれない。みなさん,そのときは手加減してやってくださいね。
  それはともかく,恐いなあと思ったのは,このジャーナリスト氏の実名を割出すプロセスである。ここを見ると,普段匿名で発言していても,なにげなく書いた話題の細部に職場や実名を特定できる手がかりがあるようである。こりゃ,やばい。自分もここに書いた文章を全部読みなおして,個人を特定できそうな記述がないかどうかチェックしなきゃ…と思ったらナカムラは初めから実名で書いているのでその必要はありませんでした。

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