Jan 14, 2009

フジヤマ

べつにCohenさんである必要はないのだが,たとえば「この記事」でインタビューに対するCohenさんの答えが「(前略)みんな嫉妬しているのよ。(中略)他のことをする時間がなくなるわ。」とかいう,変にくだけた女言葉に訳されている。日本語でインタビューされてこんな答え方をする人は,美川憲一以外にはそう多くないだろう。この記事には原文がリンクしてあるのだが,もとの文章は普通の英語であるので,とくに女性の会話体で訳する必要もないはずだる。ても,こういう訳ってとっても多いので,なんとなく,外人さんってこんなしゃべりかたするよね,と思ってしまいません? そうするうちに,これが外国人女性の言葉を訳するときの定型になってしまった感じである。

それとから連想したのだが,「ハラキリ」と「フジヤマ」という単語は結構おもしろいと思いません? だって,日本人同士の外国と関係ない話題の会話なら,絶対に「せっぷく」,「ふじさん」と言うはずだ。 だから,これは実は外来語なのではないかしらん。日本語起源の欧米語があって,それがさらに日本に逆輸入されたわけだ。いや,そうではなくて,「欧米人だったら,たぶん,こんな風に言うんじゃないか」と適当につくられた単語かもしれないけど。実はカメラメーカーの「キャノン」もそんな風にして「観音」からできた単語だと聞いたことがあり,「キャノンオートボーイって,日本語訳すると観音自動少年なんだせ」とかいうウンチクを語った覚えがあるが,いま,しらべてみるとちょっと違うみたい。