Feb 29, 2008

とかめかりんどしか

お馴染み,医学都市伝説の記事で見つけたのだが,japanizer というサイトであなたの名前を日本語ちっく(?)に変えてくれるらしい。「Tadas」と入れると「Chikatekaari」,「Nakamura」と入れると「Tokamekarindoshika」になる。「チカテカーリ・トカメカリンドシカ」ってなんかかっこいい名前じゃないすか? ペンネームにしようかなあ。(「チカテカーリ・トカメカリンドシカ」を入力すると「Mirikimekachikumekakashikichimomekarinkumekashikitotemoaririkimeka」になって,さにこれを入力すると……)

Feb 16, 2008

「はてな」のサイトにパソコンの素人と玄人を見分ける方法というページがあって,スラッシュドットで盛り上がっているが,「物理計算の素人と玄人を見分ける方法」ってので,以下のようなのはいかがでしょう?

  • ややこしい計算の終盤で次々と項がキャンセルされていき,「あ,ラッキー,こんなに簡単に!」と思ったら最後に 0 = 0 になってしまうのが素人。玄人にはどの項がなにを意味するかだいたい見えているのでこういうことはおきない。
  • 定数や比例係数などを律儀に計算するのが素人。玄人は「1 = -1 = i = 2 = 1/2 = 任意の定数」という単位系を使い,最後につじつまを合わせる。
  • 律儀に係数を計算しても,各変数のディメンジョンを気にしてないのが素人。 玄人は自分のさわっている量に係数をつけなくても,なんのディメンジョンで,かつ示量性量か密度量かなどをいつも把握している。
  • 物理数学の直感的方法」を読んで「目から鱗がっ!」とか言っているのは素人。玄人は「もっとうまい説明ができるのに」。
  • Mathematicaを使えばややこしい計算でも自動的に処理できると思っているのが素人。玄人はややこしい計算のどの部分でMathematicaが使えるかを考える。
  • 知らない積分がでてきたときに,岩波の数学公式集で調べるのが素人。玄人はGradshteynを使う。
実はナカムラ本人は,常にすべてにはあてはまるわけじゃなかったりする。同業者のみなさんも他に思いつきません?「わしは玄人じゃが,これにはあてはまらん!」とかいう野暮はなしで。 (ところで,「1 = -1 = i = 2 = 1/2 = 任意の定数」という単位系にはなんか有名な物理学者の名前がついていたと思うけど,だれか知りませんか?)

Feb 10, 2008

こ,これは!

これは強力!α−ジーニアス2.0! この手のグッズ(?)はときおり見かけるが,下の方の「お客様の体験談」の筆跡が2通りしかないがすばらしい。

Feb 09, 2008

お前ら,ナカムラに物理を教えてくれませんか?

ときどき忘れたころにやってくるシリーズですが, 前回に続いて第三弾。この前のちと恥ずかしい記事にコメントをいただいたところをみると,まだ前野さんも読んでくれてるみたいだし,最上さんも最近ブラックホールの記事を書いてる(トラックバック信号送信しちゃった)し,ということで,前々から疑問のホーキング輻射関連の質問。この御二人に限らず,どなたか詳しい方のご教示をお待ちしております。

ブルーバックスみたいな解説本や初級者向けの教科書(たとえばシュッツ)では,ホーキング輻射を

  1. 不確定性原理ΔtΔE<hにより,事象の地平線付近でΔt〜h/ΔE程度のタイムスケールで粒子ペアが生成される。
  2. そのペアの片方が地平線の内側に落ちると,そこでは負のエネルギーを持つ。
  3. 外側に飛んで行った粒子のエネルギー(正)と内側に落ちた粒子のエネルギー(負)を合わせると合計でゼロだからエネルギー保存をやぶらずに真空から粒子対が生成されてラッキー!
というように説明してある。で,疑問はこのΔtとΔEって,どの座標系でみた時間とエネルギーですか?

ナカムラは以下のように感じるのですが:

  • もし,Schwarzchild座標のような遠方からみた座標系だと,時間の進み方が地平線付近で無限に遅くなるので,いくら待っても粒子は地平線に落ちない,つまり不確定性原理からくる時間じゃ無理。
  • 逆に有限時間で地平線を越えるKruskal座標のような座標系だとすると,時間に正準共役な「エネルギー」という量は地平線をまたいでも正のまま,つまり仮想粒子ペアは出世して本当の粒子になることはできない。

シュッツの本(p226です)などを見ると,単に「エネルギー」とか「時間」とかしか書いてなくて,このへんが,よくわからん。あとの方の計算では局所慣性系で議論しているが,だとするとエネルギーって大域的な保存量じゃなくなるのでは? いや,そもそもプラズマ物理という古典物理で飯を食っているナカムラには仮想粒子というのがよくイメージできない(ゼロ点振動ならなんとなくわかる)のだけど……。

ちなみに最上さんのページの問題ですが,Kruskal座標でみると,内部にある重力源は有限時間内に特異点に落ち込んでしまうのではないでしょうか? これもよくわからんので,識者の解説求む。

Feb 02, 2008

Ask Mister Language Person

セミナーとコロキウムがどう違うのか,という話題がこのページ出てるけど,ナカムラも昔から疑問だった。コメント欄をみると,コロキウムの方がちょっと偉いという感じ。そこで,以前からの疑問を思い出すわけだが,学者さんが集まってくだらないおしゃべりをする研究成果を交換しあう集まりを「研究会」とか「コンファレンス」とか「シンポジウム」とか「ワークショップ」とか「学会」かって呼ぶけど,どうちがうんだろう? いや,それぞれに微妙にニュアンスは違うんだが,はっきり説明出来ない。クッキーとビスケットの違いみたい。たぶん,人によって思ってることが違うのではなかろうか。そういえば,高校時代に「パッチとモモヒキとサルマタは同じものか違うものか」で大論争があった気がする。地方によって意味するところが違うらしいですよ。