Aug 11, 2005

ケロリンとメロンソーダの夏の午後

昔は「風呂屋の洗面器はなぜケロリンなのか?」というのが疑問だった。とくに観光地の宿泊施設の大浴場なんかはほぼ100%ケロリンだったと思う。でも,この疑問が解けないうちに,ケロリン洗面器はみかけなくなってしまった。時は過ぎていくね。最近の疑問は「なぜ,ドリンクバーには必ずメロンソーダがあるのか?」です。自動販売機とかコンビニとかではメロンソーダってみかけないのに…。

などとぼんやり考えているうちにすぎていく,けだるい夏の午後でした。

Aug 02, 2005

不屈の変人

セニョール・フターナといえば,このサイトにも,ときおりコメントをいただいたり田崎さんのコメントが放置プレイにあったりで,みなさんにもおなじみ(?)だが,彼はスウェーデンのキルナという小さな町にある研究所に勤めている。キルナというのは人口2万くらい (正しい?) の小さな町だが,ここの研究所は宇宙関係の研究では世界的に有名で,何人かの日本人も働いているのだ。

で,問題は (問題というほどのものでもないが) その日本人がフターナ氏を含めてみんな個性的…ああ,いや,なんというか,まあ,ひとことでいうと変人なのである。しかし,ここの変日本人の大御所はやはりフターナ氏ではなく,自他ともに認めるY氏であろう。彼がいかに変かを伝える逸話は枚挙にいとまがないが,たとえば,彼がスウェーデンに行ってまもないころ,別の日本人研究者が短期で彼の研究所を訪れたときの現地のスウェーデン人研究者との会話(ナカムラがちょっと脚色してます):

日本人:「Yさんは元気にしてますか?」

スウェーデン人:「ああ,もちろん元気。彼が元気じゃない状況を考えられるかね?」

日:「ああ,そうですね。(こいつ,Yさんのキャラを結構わかっとるな。) でも,彼は日本では変人で通っていて,彼のようなのが標準的な日本人だと思われては困りますよ。」

ス:「そんなこたあ,わかっておる。彼のような変人ばかりで日本のような文明国がなりたつはずはない!」

ところが,元気いっぱいのYさんが,2001年の秋にギランバレー症候群という難病にかかって,一時は全身麻痺でマブタしか動かせないという状態に陥ってしまった。で,普通なら参ってしまうような難病に,Yさんは持ち前の不屈の精神力と変人さで果敢に挑戦し,今はもうかなりの随意運動ができるようになったそうだ。あいかわらず変人だけど。で,今回はその闘病記の紹介。実は彼の闘病記はわれわれ友人たちにメールで配信されていて,それの過去ログをつくるのをちょっとナカムラが手伝ったりしていたのだが,今回,立派なサイトができてるのを知って,御報告する次第。ギランバレーとリハビリの記録というサイトです。

お読みいただくと分かるが,彼の闘病記録のみならず,ギランバレーという病気についてや,スウェーデンの医療事情なども科学者らしい (というより彼らしい) 緻密な観察でのべられている。われわれ友人のみならず,同じような難病に苦しむ人達や医療関係者にも興味あるサイトだと思うので,今回みなさんに御紹介しようと思ったわけである。変人だけど…。