Mar 23, 2005

Can't fool all the people all the time.

いかにもっていう感じなのだが,ナカムラはボブ・マーレイのファンである。中野サンプラザで,生のボブ・マーレイのコールに「わよーよーよー」とレスポンスした経験があるのが自慢だ。うらやましいだろう,若者たち(わからん人にはまったくわからん話ですみません)。

さて,その「わよーよーよー」のコール&レスポンスのある名曲「Get up, Stand up」の歌詞の中に

You can fool some people sometime,
But can't fool all the people all the time.

という一節がある (他でも見た気がするので,英語の決まり文句なのかもしれない)。これは反逆の歌で,エスタブリッシュメントにはダマされないぞ!という意味だが,最近,ナカムラはまたひとつ大企業の欺瞞をみつけてしまった。天網恢々粗にして漏らさず,死して屍拾うものなし(?)いつまでも大衆を欺き続けることはできない。

その欺瞞とはカップ麺のフタである。元祖カップヌードルの昔から,カップ麺は湯を注いだらフタをして3分(あるいはもうちょっと長く)待てと指示されて来た。ナカムラも幼少のミギリより,これを墨守してきたのだが,結構これって面倒臭くないですか? 発泡スチロール製の容器からフタの3分の1くらいを剥がし,湯を注いだ後にフタを閉じるわけだが,一度剥がすとフタは反ってしまって,閉じておくにはなにかを乗せとかなくてはならない。割り箸だと軽すぎて安定しないし,時計とかUSBメモリとかだと熱でやられないか心配だ。(鍵束なんか結構いいですね。) 元祖カップヌードルはここを閉じるためのシールがついていたりするが,剥がすのがまどろっこしかったりして結構面倒。
  で,今年に入ってナカムラはふと気が付いてフタを全部取り払って湯を注ぎ,そのままにして3分後に食べてみた。なんてこったい,まったく問題ない! いままでの長い人生のなかで,カップ麺のフタを閉じるために費やしてきたあの果てしない努力はなんだったんだ!

考えてみるに,湯を注いだあとにフタをする効果はなんなんだろう? 思いつくのは湯気が蒸発するために熱が失われてしまうということだろう。いや実はナカムラも今まで盲信的にこう思っていたが,科学者たるもの,ちゃんと量的に評価しなければならない,というので,いったいどれくらいの熱量がうばわれるのか計算してみた。
  外気温が20℃の中に100℃の湯500ccがカップに入っているとする。この場合にフタがない口から3分間に失われる熱量は(20℃から計った)全体の熱量の1.3パーセントでしかない。…うそです。そんな計算はナカムラには難しくてできません。だって気化熱とか知らないとできないよね。でも実験してみると,フタをあけて3分してもあんまり温度さがらないっぽい感じですよ。(←科学者の量的評価。宇宙地球科学ならこんなもんすね。)

で,熱量がそれほど失われないのなら,ほかにはあまりフタが必要な理由は考えつかない。ホコリがはいるとか? 説得力ないなあ。ということで,声を大にしてこの大企業の欺瞞を糾弾しよう。

湯を注いだら,フタは捨てろ!
Now you see the light, stand up for your right!

Mar 22, 2005

期末テストを採点した

明日が成績提出の〆切なもんで。で,答案の最後になんでもいいからメッセージを書いてくれって言ったら,結構みんな書いてくれた。こういうのって,無味乾燥な採点作業のあいまに読むと心がナゴミますね。前回ほどウケるネタは多くなかったが,とりあえずいくつか紹介。あ,真面目に授業の内容について書いてくれたのも,もちろんありがたかったですよ。ただ,ネタにはならないのでここには書かないだけです。 (M:とあるやつがメッセージでR:がナカムラの反応。)

  • M: 雪が終ってきたのでテニスしたいなあ。
    R: ナカムラはテニスできません。ハイキングか花見バーベキューがいいな。

  • M: 最近,よくお年よりに声をかけられます。
    R: そうですか。

  • M: テスト自体より,書きすぎにより,手が痛いのが問題である。
    R: おだいじに。

  • M: 部屋でグリルがないのにフライパンやオーブントースターで魚を焼こうとしたら,ものすごく煙が出て魚臭があらゆるところにひろがりました。
    R: Life is a bitch, sometimes...

  • M: 最近フラれたのでとても悲しい。
    R: Life is a bitch, again...

  • M: (春になる前に)ある女の子に告白しようと思ってます。
    R: 青春しとるのお。試験中もそればかりが頭にあったのであろう。試験があったのは1月くらい前だから,もう告白してるんだろうなあ。どうなったかな? もし,これ読んでいたら,匿名でいいからコメントちょうだい。

  • あと,メッセージではないんだが,得点を書く欄 (当然学生はここになにか書いてはいけない) にこんな絵を描いてきてくれた奴がいた。

    nanjakorya?

    Mar 20, 2005

    タヌキ寝入り

    読売新聞 - 「切符拝見」やめました…山陽新幹線 というニュースを読んだのだが,いちばん最後の

    神戸市兵庫区の女性会社員(38)は「車掌に起こされたうえ、タヌキ寝入り呼ばわりされたことがある。全区間廃止して」と言う。
    っていう会社員はどういう基準で見付けてきたのだろう? いや,別にどーでもいいんだが,こういう出所不明のインタビューってよくありますよね。

    Mar 19, 2005

    BlueMountain

    2月のある日の昼下がり、北陸のとある町のショッピングセンターの駐車場に一台の車が停まった。降りてきた男はちらっと空を見上げた。冬の北陸特有の鉛色の曇り空。ひとりの女の記憶が彼の脳裏にうかぶ。空が今にも泣き出しそう、こんな空を見ると彼女はよくそう言った。甘ったるいセンチメンタリズムだ。男は思った。空は泣いたりしない、地上で人が泣くだけだ。

    建物の中に入った男は,とあるコーヒーショップに併設されている豆売り場に行くと、低い声で言った。 「ブルーマウンテンを200グラム」

    さて、賢明な読者のみなさんは、このハードボイルドなクールガイが誰か、だいたい見当がついただろう。もちろん、わたくし、ナカムラタダスです。そう、なにを隠そう、ナカムラは畏れ多くももったいなくも、今後研究室でコーヒーを飲むときはブルーマウンテンを使うことにしたのだ。え、ブルーマウンテンってなに?という方、いかんなあ。それはジャマイカにあるブルーマウンテンという山の一帯で採れる高級コーヒー豆のことである。まあ車で言えばキャデラック、シャンパンならドン・ペリニョン、有名人なら叶姉妹に対応するゴージャス路線にあると言えばよかろうか。

    高度経済成長期に育った日本人には多いと思うが、ナカムラには「ゴージャス」を実践するのに対してなんとなく「贅沢は敵です」みたいな罪悪感があり,しかも,ちょっとした贅沢をするとその罪悪感の裏返しで甘美な快感を覚えてしまう傾向があるのである。で,最近,ちょっと贅沢をしてみようと思ったわけであるが、それにはブルーマウンテンというのはすこぶるよろしい。だって、キャデラックを買おうと思ったら何百万円もするし、ドン・ペリニョンだって万円単位の金が必要だ。(叶姉妹は…パス。) しかし,ブルーマウンテンなら100グラム1300円とかで売っている。しかも,いくら高いといっても,自分で豆をひいて飲めば一杯あたりの値段にすれば数十円程度の値段になる。

    思うに贅沢感というのは,普通の値段の何倍か,という単位で感じられるのではないだろうか? だとすると,キリマンジャロなどの普通のコーヒー豆は100グラム400円程度なので,ブルーマウンテンだと3倍の贅沢感が味わえる。これが車だと,もとが百万単位なので,3倍となるとちょっと手が出ない。でも,もし,車に乗る30分とコーヒーを飲む30分の間の快感が「3倍贅沢」というので同じだとすれば,ブルーマウンテン1300円というのはなんとお買い得のことか。つまり,ブルーマウンテンを買うというのは,贅沢感が×÷的計算なのに対し,財布の痛み具合は+−的計算であるという非線形性(?)を利用した高等戦略なのである。

    …と完全に理論武装をしてブルーマウンテンを買いにでかけたのだが,店の前であまりの値段の高さにビビって,300グラム買おうと思ったところを200グラムにしてしまったのは,イマイチゴージャスじゃなかったかな…。でも,やっぱり美味しいです。

    Mar 17, 2005

    「『相対論はやはり間違っていた』はやはり間違っていた」はやはり正しかった!

    ということで,もう皆さん忘れられたかもしれませんが,例の相対論ネタでブルーバックス的説明を思い付きました。ちょっと長いし,画像などあるので別ページにしてあります。ちょっとイマイチなところもありますが,どんなもんでしょ?