Jan 13, 2007

ナカムラ

いつものことですが,たくさんコメントをいただきならがら全てにお返事せずに恐縮です。先日書いたE電ネタにもいろいろいただいて,中野さんは名古屋に移られたのか,その節はお世話になりました,などと思っているうちに日がすぎてしまった。

で,以下はその中でna氏からもらった,日本語には適当な呼びかけ単語がないという話への反応。大阪弁なら成人男性への呼びかけにはちゃんと「シャチョー」という言葉がありまんがな,という話ではなくて,日本語で多くの人が不便に思っているのは英語の「I」とか「you」とかに対応する言葉がないということではなかろうか,という話題。「わたし」とか「おれ」とか「きみ」とか「あなた」とか,たくさんあるじゃないか,とおっしゃるかもしれないが,そのたくさんあるのが問題なのである。つまり,「わたし」と「おれ」は,単に一人称の指示代名詞(っていうんだっけ)以上の情報を含んでいて,どれを使うかで全くニュアンスが違ってしまうのが困る。

このへんのことは,いろいろな人がいろいろ考えているようで,例えば「わたし,おれ,ぼく」をキーワードに検索するといろいろひっかかるのだが,ナカムラが困るのはこのページのような雑文を書くときにぴったりのニュアンスの言葉がないことである。というか,ニュアンスを含まないまったく透明無臭の一人称がほしいなあ。女性の場合,「わたし」が結構それに近いかもしれないが,ナカムラのようなハードボイルド系(そこ,笑わないように)の成人男性がちょっとくだけた文章を書くときに,不自然なく使える言葉はなかなかない。だから,このサイトではナカムラは自分をさすときは「ナカムラ」と書いているのだが,これもなんかちとイチビっているような気がしません? (←お前の存在自体がイチビっているので問題ない,と言われると強く反論できないが。)

メールなどでも,多くの場合は「中村」と書いているのだが,実はこれも困ることがあって,相手とか話題の中の人物とかが「中村」だったらなんのこっちゃらわからなくなってしまう。しかも「宇賀神」などという名前とちがって「中村」はそこら中にいるので,この確率が高いのである。いや,実は今,友人の「中村」にメールを書こうとおもってこれを思い出したのでした。

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