Sep 18, 2005

Foolish Watchmaker

さて,すこし以前に最上日記のこの記事を読んで書こうと思っていたのだが,例によって日が過ぎてしまった。

生物をもし神が造ったとしたらとんでもなくマヌケな設計で,だからいきあたりばったりの自然淘汰が造ったはずた,という最上氏の議論は説得力がある。もちろんナカムラはこれに全面的に賛成で,創造論にくみするわけではないが,でも,これが実は本当に創造主たる神が造ったとしたら,結構面白いかも。

そもそも神の深遠な配慮をわれわれあさはかな人間が理解できると言うのがおこがましい,一見不合理に見えるその設計が,実は深い意味があるのじゃ,などというのではない。実は創造主というやつは生物を造る能力はあるが,とんでもないマヌケ野郎で,天上から最上氏の日記を読んで「うぉぉぉ。しまったっ!そういわれればこの設計はまずかった!」などと思っていたとしたらどうだろう?

で,最上氏は「物理法則を設計した者がいたとしたら、そいつはスゴいかも」と言っているが,実はこれもかなりのやっつけ仕事で,「いやあ,本当は起こる現象ごとに違う基礎方程式を設計すればいいんだけど,めんどうだから,ひとつでなんとかなるだろう…」とか思って世界を造っていたりして。で,どうせ適当に造った基礎方程式だからあんまりたいしたことは起きないだろうと思っていたら,意外と複雑な現象が起きて,結構面白いじゃん,なんて考えているのかもしれない。物理学者は「この世界が少数の基本法則から演繹できるなんて,まさに神の意思!」なんてありがたがっているが,実はその神の意思とは「ああ,めんどうくさいから,一つの法則ですませちゃえ」というのかもしれないではないか。

というおそれ多いことを考えるナカムラであったが,「生物は創造主が造ったのではなく,単純な物理法則から自然淘汰で生まれた」というのと,「いや,創造主が造ったんだけど,そいつが実はマヌケな野郎で,おまけに手抜きをしまくって」というのと,とちらがより重い神に対する冒涜になるのかなあ?

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