Aug 02, 2005

不屈の変人

セニョール・フターナといえば,このサイトにも,ときおりコメントをいただいたり田崎さんのコメントが放置プレイにあったりで,みなさんにもおなじみ(?)だが,彼はスウェーデンのキルナという小さな町にある研究所に勤めている。キルナというのは人口2万くらい (正しい?) の小さな町だが,ここの研究所は宇宙関係の研究では世界的に有名で,何人かの日本人も働いているのだ。

で,問題は (問題というほどのものでもないが) その日本人がフターナ氏を含めてみんな個性的…ああ,いや,なんというか,まあ,ひとことでいうと変人なのである。しかし,ここの変日本人の大御所はやはりフターナ氏ではなく,自他ともに認めるY氏であろう。彼がいかに変かを伝える逸話は枚挙にいとまがないが,たとえば,彼がスウェーデンに行ってまもないころ,別の日本人研究者が短期で彼の研究所を訪れたときの現地のスウェーデン人研究者との会話(ナカムラがちょっと脚色してます):

日本人:「Yさんは元気にしてますか?」

スウェーデン人:「ああ,もちろん元気。彼が元気じゃない状況を考えられるかね?」

日:「ああ,そうですね。(こいつ,Yさんのキャラを結構わかっとるな。) でも,彼は日本では変人で通っていて,彼のようなのが標準的な日本人だと思われては困りますよ。」

ス:「そんなこたあ,わかっておる。彼のような変人ばかりで日本のような文明国がなりたつはずはない!」

ところが,元気いっぱいのYさんが,2001年の秋にギランバレー症候群という難病にかかって,一時は全身麻痺でマブタしか動かせないという状態に陥ってしまった。で,普通なら参ってしまうような難病に,Yさんは持ち前の不屈の精神力と変人さで果敢に挑戦し,今はもうかなりの随意運動ができるようになったそうだ。あいかわらず変人だけど。で,今回はその闘病記の紹介。実は彼の闘病記はわれわれ友人たちにメールで配信されていて,それの過去ログをつくるのをちょっとナカムラが手伝ったりしていたのだが,今回,立派なサイトができてるのを知って,御報告する次第。ギランバレーとリハビリの記録というサイトです。

お読みいただくと分かるが,彼の闘病記録のみならず,ギランバレーという病気についてや,スウェーデンの医療事情なども科学者らしい (というより彼らしい) 緻密な観察でのべられている。われわれ友人のみならず,同じような難病に苦しむ人達や医療関係者にも興味あるサイトだと思うので,今回みなさんに御紹介しようと思ったわけである。変人だけど…。

Comments and Trackbacks

特定多数

どーも。キルナのone of 2万人のフターナっす。
ちなみに研究所には5人日本人がいて、みんな自分が一番フツーだと主張しております。
え、私? キルナに来てからY氏に、「フターナはナカムラと仲が良いのだからフツーなわけない」と言われて、言い返せませんでしたとも。

ちなみに「人を呪わば二穴」などと言われたのは初めてです。

ヤマダさーん、ぜひ海外旅行にはキルナへ。冬ならスキーもし放題。オーロラ見放題。

うーん、あんまり頻繁に見てないことバレバレ。

Posted by フターナ at 2005/07/31 (Sun) 21:13:35

んで、ここのブログの酔眼なる読者ならお分かりでしょうが、僕は某ナカムラ氏のほうが(若干ながらも)より変人であると信じて疑いません。

Posted by Yama at 2005/08/01 (Mon) 12:14:24

本当に

変な人たちが集って、自分よりもおまえの方が変だとか言い合っている状況って、なかなか横から入りにくいものがあります。

それにしても、すさまじい内容ですね。まだ最初の方しか読んでいないが。

Posted by たざき at 2005/08/02 (Tue) 15:56:29

私はふつう

わー、ご紹介ありがとうございます。
先様は覚えていらっしゃらないかとは思いますが、ひょんなことで10年近く前に1回だけ一緒にお昼を食べたことがあります。日本で。店中に響き渡る思いっきり大きな声でお話しいただきました(笑)。なつかしひ。

神経系の病気を煩っていらっしゃるらしいと人づてに聞いてはいました。ギランバレー症候群でしたか。どんどん回復なさいますように。

Posted by クニエ at 2005/08/02 (Tue) 19:43:07

Oh my god

Well, I am probably "exactly 1 sigma" if we take the readers of this blog as the sample group, and so are all other readers.....

Posted by yama at 2005/08/03 (Wed) 19:30:56

はじめまして。ときどきこのサイトを拝読していましたが、そこへYさんの闘病記が出てきてびっくりしました。90年代後半にスウェーデン大使館にて数回お目にかかってエネルギッシュな方と思っていましたが、その後、このような闘病をされているとは!
どうか、どんどん回復なさいますよう。

Posted by わんぱく at 2005/08/03 (Wed) 22:52:19

Mac OS-X

新しいマックを買ったら、short cut の function が3本指を必要とするようになっていて(今までは2本指で良かった)指の動かない私には使えなくなってしまいました。例えば
OS9 OSX
(a)M ↑(a)N = check new mail
(a)H ↑(a)A = attach file
勝手に変えるな! と言いたい。新規登録しようにも、アルファベットは既に全部登録されているらしく、2本指 short cut は登録できません。誰か解決法を知っていたら教えてください。

今までのマックの良さは、身障者にも使いやすいという事だったのに、これでは、ウインドーズ並みへの退化じゃん!
ともかく、無用な機能の拡張に激しい怒りを感じています。

で、この手の『身障者に不自由な』方向への退化は、電気製品全般に見られ、携帯電話も留守番電話も押しボタンが小さくなって私の使えるようなものは売っていません。小さければ良い、機能が多ければ良い、という文化には嫌気がさします。これって、身障者のみならず高齢者にとっても同じ問題だと思いますが、どうなんでしょう?

Posted by 山内@キルナ at 2005/08/26 (Fri) 04:15:02

Benjamin Hardin

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Posted by Tammy Reeves at 2007/08/27 (Mon) 20:29:35
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