Jul 10, 2005

アインシュタインガール

mmmさんからいただいたコメントによると「アインシュタインガール」なる映画が公開されるそうだ。オフィシャルサイトをみると「特殊相対性理論を題材にした愛と感動のファンタジー作品」だそうだが,なんじゃそりゃ。一石仙人もそうだが,こういうのって,めちゃセンスのあるひとが作らないかぎり,しょぼい話で終りそうな気がするなあ。「愛と感動の」なんて手垢のついたフレーズを使っているあたり不安。

それはともかくとして,今年は「アインシュタイン奇跡の年」から100周年の国際物理年ということで,いろいろアインシュタインがらみの話題が目につきますね。そういうなかでナカムラが以前から気になるのが「アインシュタインの E = mc2 の式によって核エネルギーをとりだすことができ,原子爆弾ができた」という解説である。(たとえばこの記事とかこのページの下の方とか。) これ,ウソだよね。だって,マッチをすろうが電灯をつけようが,エネルギーが放出されればそれは必ず質量欠損をともなうはずで,質量とエネルギーの等価性はとくに原子核反応に限った話ではない。

しかも,アインシュタインは核分裂の物理などに関しては目だった研究をしておらず(だよね,多分),またマンハッタン計画などの実際の原爆開発にもタッチしていない。アメリカ大統領に核開発をうながす書簡を送っているのが有名なので,なんとなくアインシュタイン=核開発みたいな雰囲気になっちゃったのだろうか?

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